WordPressで星型(それ以外のものもあり)の評価(レビュー)をつけるプラグインRating-Widgetの使い方と設定を紹介します。まず、WordPressで星型の評価(レビュー)をつけるって何?ってことですが、Amazonや食べログなどで評価が5段階の星型になっていると思いますが、アレです。レーティングとかって呼び方です。
こんなやつが実装できます。
WordPressの記事評価(レビュー)プラグインといえば、WP-PostRatingsが有名ですが、どちらも一長一短な部分があります。サイトの規模が大きくなければphpファイルを触らずに利用でき、設定も簡単でビジュアルも綺麗なRating-Widgetをオススメします。
WordPressの評価プラグインRating-Widgetの使い方と設定
まずはいつも通り、プラグインをダウンロードしてインストールして有効化します。Rating-Widgetプラグインは以下URLからDLできます。
WordPress › Rating-Widget « WordPress Plugins
有効化するとWordPress管理画面の左メニューに「Ratings」というメニューが出ています。設定の中ではないので注意が必要です。
「Ratings」から「basic」をクリックすると設定画面があわられます。
上のタブ部分、で表示箇所における設定画面になります。「Blog Post」はブログ記事部分,「Front Page Posts」はトップページ、「Comments」はコメント、「Pages」は固定ページです。基本的な設定は各項目変わらないので、「Blog Post」で説明します。
最上部の「Enable for Blog Posts」のチェックタブで、その項目に表示するかを設定します。個人的には「Blog Post」、「Front Page Posts」は表示(チェックタブがオンの状態)で、「Comments」は非表示、「Pages」はWordPressで提供している内容によりますが非表示という設定が推奨です。
次にRating-Widget-Optinsという項目で、Languageを日本語に変更。この段階で一度、右側の変更を保存しておきます。
Typeは「Star」と「Thumbs」の二種類から選べますが、「Star」は複数個の評価(レビュー)を選べるもの、「Thumbs」は良い、悪いの二択を選べるものです。「Star」はデフォルトで5個ですが1〜20個(笑)まで設定できます。
そしてThemeでデザインを選べます。デザインはかなりイケてますし、種類も豊富です!
Sizeはそのままで、表示時のサイズを選べます。
Read Onlyは少し重要で、評価(レビュー)を見るだけの設定にするのか、評価できる設定にするのか?という選択です。トップページでは評価数を表示したいけど、レビューはして欲しくないなら「Read Only」をチェック、個別記事では評価(レビュー)して欲しいので「Active」という設定が一般的だと思います。
その下に「Advanced Settings」というリンクがあるのですが、ここが意外と重要で、星マークにマウスオーバーしたときに表示される文言を修正できます。デフォルトが若干変なので、修正をオススメします。
その他、レイアウトやテキストの調整、星の数の変更などもここで設定できます。
その他はデフォルトの設定のままでもいけそうですが、お好みに合わせて設定してみてください。
設定が完了すると、こんな感じで表示されます。
参考URL: 貧乏なひととは、少ししかものを持っていない人ではなく、無限の欲があり、いくらあっても満足しない人のことだ
あとはウィジェットに評価の高いものや評価の数が多いもののランキングを表示することができます。ここの設定も結構細かく設定できるのが良いですね!
WordPressの評価プラグインRating-Widgetの感想
まずRating-Widgetの良い部分は以下の点です。
- 簡単に設置、設定できるので初心者にも使いやすい
- ビジュアル、デザインが綺麗
- 細く設定できる
- WP Touchにも対応しているのでスマホOK
普通のブログ記事だと評価(レビュー)機能って使うの?って感じですが、WordPressを利用してなにかしらのサービスを提供しているのであれば、かなり使い勝手が良いと思います。
ユーザは評価(レビュー)を気にするし、ランキングはWebサービスの人気コンテンツなので。
ダメな点としては、Rating-Widget側とJavascriptで通信するので、サイトのアクセスが多くなると、どうしても表示速度が遅くなってしまう。Rating-Widget側の混雑時?には結構時間がかかるときがあります。
それと、ユーザのレビュー状況を確認するには、有償版が必要になってきます。
あと、サイトによっては結構致命的ですが、Google Chromeブラウザで閲覧したときに、星部分が表示できません(ずっと読み込みの表示になる)。事例を探したのですが、日本では事例がなく、海外でも一部ユーザのみらしいのですが、私の環境では修正できませんでした。
Rating-WidgetとWP-PostRatingsの比較
WordPressの評価プラグインで有名なWP-PostRatingsと簡単に比較してみます。
Rating-Widgetが優れている点
- ビジュアル、デザインが綺麗
- プラグインの表示サイズを変更できる(WP-PostRatingsは画像サイズが1つで、スマートフォンでは押しづらい)
- phpファイルに触らずに利用できるの設定が簡単
WP-PostRatingsが優れている点
- Google Chromeに対応できている
- 軽量である
- レビューのレポートを管理画面で確認できる
- WordPress PopularPostsなどと連携できる
という感じでしょうか。お好みで設定してみてください!